「ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級 学科試験(2023年5月28日実施)」で出題された過去問にチャレンジしてみよう。
ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級 学科試験(2023年5月28日実施)【第2問】(31)~(32)
【第2問】 次の各文章の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1)~3)のなかから選びなさい。(問題文一部修正)
(31) 一定の利率で複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を受け取るために必要な元
本を試算する際、毎年受け取る一定金額に乗じる係数は、( )である。
1) 減債基金係数
2) 年金現価係数
3) 資本回収係数
(32) 後期高齢者医療制度の被保険者は、後期高齢者医療広域連合の区域内に住所を有す
る( ① )以上の者、または( ② )の者であって一定の障害の状態にある旨の
認定を受けたものである。
1) ① 65歳 ② 40歳以上65歳未満
2) ① 70歳 ② 60歳以上70歳未満
3) ① 75歳 ② 65歳以上75歳未満
ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級 学科試験(2023年5月28日実施)
それでは、各問を検討していこう。
2023年5月実施の問題は、2022年10月1日現在施行されている法令等により出題されているが、正解及び解説は2023年4月1日現在施行されている法令等に基づいて執筆する。
31 2)年金現価係数
年金現価係数は、複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を受け取るために必要な元本を試算する際、毎年受け取る一定金額を求める係数
32) 3) ① 75歳 ② 65歳以上75歳未満
75歳以上になると、すべての人が後期高齢者医療制度の被保険者となる。
一部、障害認定を受けた人は、65歳以上から後期高齢者医療制度の対象となる。