新年度がスタートして、早1週間が過ぎました。

新しい職場や学校に進まれたみなさんはいかがお過ごしでしょうか。

「こんなはずではなかった。」とか辛い気持ちを抱えている方もみえるかもしれません。

かく言う筆者も失敗の連続で、自分には何もできないと思って無力感を感じることもしばしばでした。

でも「学ぶ」ことで、少し前に進み、「資格」の取得で自信を少し取り戻し、また少し前に進めました。

そこで、新年度を迎えて、いろいろなたいへんな思いをされている方へ、人生の啓発書をご紹介します。

人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン アンソニー・ロビンズ (著), 河本 隆行 (監訳) 成甲書房 以下本書といいます」です。

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人生を変えた贈り物

本書は、非常に読みやすい構成になっています。少しの時間があれば、目次から気になった項目を探して、すぐに読み終えることができるでしょう。

ここで、筆者を勇気づけてくれた一節をご紹介します。

わたしたちはつい忘れがちだが、誰にでも辛い時期はある。そういうときには、周囲のできごとや状況に対して自分が無力に思えてくる。あるいは、ただの無力感のことも多い。たとえば会社をリストラされただけで、まだ暮らす家があり、自分を愛してくれる人たちがいるのに、大きな喪失感を覚えてしまう。
人生の試練がとてつもなく大きなものに思えて、周囲の人たちの挫折のことをつい忘れがちになる。
わたしたちは一人で生きているわけではない。上質な人生を送り、真に成功するためには、周囲の人たちの苦しみを知り、思いやりを学ぶことが不可欠だ。
それによって、自分の人生や、自分の苦しみに対してさえ、大きな感謝の気持ちがわいてくる。突き詰めれば、人生の豊かさを経験する唯一の道は、感謝の気持ちで生きることだ。自分が持っているもの、自分が与えることができるものに感謝する気持ち。幸福をたしかなものにする最善の方法は、ほかの人が幸せを経験する手助けをすることだ。

本書「この本について」より

悩んでいるのはけっしてあなただけではありません。勇気をもって前に進みましょう。